top of page
進路を決めるキーポイント
①進路といってもさまざまあるよ
中学校を卒業したあと,どのような進路があるか考えたことがあるかな? 中3生は,来春の入試のことで頭がいっぱいのようだけど,高校が人生の最終到達地点じゃないよ。今,高校から先の人生について考えることも大切なんじゃないだろうか? 進路の例をいくつかあげてみよう。
①就職……中学校を卒業して働く。会社勤務や自営業の手伝い,職人見習いや家業を継ぐなど。
②就職しながら高校(定時制や単位制,通信制高校)へ進学→大学進学・就職
③高校(全日制)へ進学→就職
④高校(全日制)へ進学→大学・短大へ進学→就職
⑤高校(全日制)へ進学→専門学校へ進学→就職
⑥専修学校・職業訓練校などへ進学→就職
上の例に共通しているのは,最終目標が“職業につく”ということ。つまり,将来,どんな仕事をしたいかを決めて,そのあとで高校進学や大学進学を考えるのが,正しい進路決定法と言えるわけだ。
②将来の職業を考えてみよう!
“自分が将来つきたい職業は何か”を考えてみよう。すでにはっきりと決まっている人も,まだぼんやりしている人も,中3生はいま一度,自分の適性や個性をしっかりと見極めて考えることが大切だ。進路は,自分の能力を十分に発揮できるかどうかで決めよう。
③学科選びが将来につながる
高校にはさまざまな学科があり,どの学科に進むかが,自分の将来を左右することになる。次に代表的な学科の紹介を簡単にまとめたよ。興味を持った学科のある高校について,ぜひ調べてみよう。
普通科
大学進学に必要な教科を学習します。高校で勉強をしながら自分の可能性や将来のことを考えたい人に向いています。
文理学科
普通科と同様の授業に加え,課題研究や研究成果の発表を生徒自身が行う授業が設けられています。普通科の授業よりも,より深く,自主的な学びをしたい人におすすめです。
理数科