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気持ちの切り替えが大切


 私は,中学2年生の冬ごろから志望校選びを始めました。「どのような高校があるのか」「高校では何がしたいのか」ということも考え始めました。


 最初に選んだ高校の偏差値は高かったですが,目標を設定したことで勉強のモチベーションが上がり,勉強しなければいけない,と思うことができました


 次に,勉強についてです。私は,夏休みも部活があり,帰ってきたらヘトヘトで勉強する気も起きず,長くて3時間勉強するのがやっとでした。夏休みが終わり,休み明けに受けた実力テストで,まわりの人は点数が上がっていたのに,自分だけは点数が変わっていませんでした。「もっと勉強しておけばよかった」という後悔だけが残りました。これを読んでいるみなさんには後悔をしてほしくありません。毎日コツコツ勉強を継続するようにしてください。「コツコツは勝つ!」は先生がよく言っていた言葉です。本当にその通りだと思います。


 冬になると,過去問を解くようになりました。初めて過去問を解いたとき,問題の難しさと時間のなさに驚きと焦りを感じました。理科と社会は60~70点ほど取れましたが,国語は20点ほど,数学と英語に関しては1桁の点数でした。何度問題を解いても,英語は高くて20点が限界でした。焦った私は,毎日英語の長文を読みました。また,英語の動画を見てリスニング対策もしました。数学は,解けないというより,解き方がわからないという感じだったので,解説を読んでは自力で解いてみる,というのを繰り返しました。


 過去問を解き始めた11月ごろから入試までは,平日4時間,休日8時間以上勉強しました。この時期はあっという間に時間が過ぎていきます。みなさんも1分1秒を大切にしてください。入試当日はお母さんがつくってくれただるまをお守りに,テストを受けました。午前中に国語・数学・英語,午後に理科・社会の試験がありました。数学がとても難しくて泣きそうになりました。「ああ,私,落ちるんだ…」と思うほど,数学ができませんでした。でも,「今まで頑張ったから絶対に大丈夫」と自分に言い聞かせ,残りの試験を受けました。私は,このとき,気持ちの切り替えが本当に大切なのだと感じました。どれだけ前の時間の科目の試験ができなくても,次の科目の試験にその気持ちを引きずってはいけません。「次! 次!」と考えるようにすることが入試本番では最も大切です。


 私は,入試本番で,過去問からは考えられないほどの高い点数を取ることができました。だから,受験生のみなさんも諦めてはいけません。合格するには努力が必要です。つらくて,しんどいことがあっても,その先に光はあります。あなたならきっと大丈夫。いっしょに頑張ろう!


Y高校 1年 S.Nセンパイ

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