受験生のみなさん,こんにちは。これを読んでいるということは,今もなお熱心に勉強に励んでいることと思います。お疲れ様です。
みなさんは,第一志望校の受験日が,今から何日後かわかっていますか。まだ先のことのように感じますよね。ですが,受験勉強には,終わりがありません。いくらたくさんの対策をしても,満足してはいけないのです。なぜかというと,キリがないからこそ,ライバルはもっともっと対策を重ねている可能性があるからです。そのことをちょうどいいモチベーションにできるかどうかは,みなさんが前向きに考えられるかどうかにかかっています。
二学期後半くらいから,もっと時間がほしいと感じる人が増えます。なかには,もっと早くから本気で勉強を始めればよかったと後悔する人もいるでしょう。そのようななかで,焦りをやる気に変えられるか,よりポジティブにものごとをとらえ,すべての感情を自分の味方にできるかどうか,それが合否をも分ける強大な精神力に変わります。メンタルを強く保つことも立派な受験対策だと,受験生のみなさんには知ってほしいです。
また,みなさんは,今までに勉強で行き詰まったり,わからないことがあって集中が切れたりしたことがありませんか。中学3年生になると,勉強が難しく感じることもあると思います。五ツ木の模擬テストでの志望校判定も,厳しいものになるかもしれません。発展問題は,いくら考えてもわからないような問題があるかもしれません。そんなときに,わからないことをそのままにするというのは,致命的な間違いです。もしその問題がとても難しいものだったとしても,いざ入試の最中に,過去に解けなかった問題があるというだけで自信を喪失するのはもったいないですよね。また,基本的なことを理解しないままというのは,その分野の問題を解くことができないということになりますから,これももったいないです。このように,わからないことをそのままにすると,メリットはおろかデメリットしかないと思います。自信をつけるために,一度解いた問題には丁寧に向き合うことが大切です。わからなければ,勉強法とともに友達に聞いたり,先生に聞いたりしましょう。
長くなりましたが,これらを意識して受験前日にベストの状態をつくることができれば,受験当日は落ち着いて全力を発揮することができると思います。また,受験が終わってから合否が発表されるまでに,自分はやりきったと吹っ切ることができます。いつも自信を持つことは難しいですが,勉強をする意味がわからなくなったときは,積み上げてきたことを思い出し,そのすべてを信じてみましょう。きっと心が軽くなり,気持ちを切り替えることができます。
H高校 C.Aセンパイ
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