あのD判定が教えてくれたこと

私は受験を経験した先輩として、これから受験に向かう後輩に伝えたいことがあります。
受験勉強を始めた頃、私は五ツ木模試で志望校の判定がB判定でした。その結果を見て安心し、「このままで大丈夫だろう」と思ってしまい、どこかで気が緩んでいたと思います。勉強も最低限しかしなくなり、自分では頑張っているつもりでも、以前より努力の量は減っていました。
しかし、冬に受けた五ツ木模試で結果は大きく変わりました。判定は一気にD判定まで下がってしまったのです。結果を見たとき、何が起こったのか分からず、ただ驚きと不安でいっぱいになりました。同時に、「あのとき油断してしまったことが原因だ」と強く後悔しました。その日は悔しさとあせりで涙が止まらず、「このままでは本当に不合格になってしまう」と初めて危機感を持ちました。
そこから私は気持ちを入れ替え、もう一度本気で受験勉強に向き合うことを決意しました。まずは模試で間違えた問題を一つひとつ見直し、なぜ間違えたのかをノートにまとめました。すると、自分が基礎的な部分をしっかり理解できていなかったことに気づきました。そこで、基礎からやり直すことを大切にし、苦手な分野を重点的に復習するようにしました。
また、毎日の勉強時間を決め、小さな目標を立てて取り組むことを意識しました。思うように進まない日もありましたが、「ここであきらめたら後悔する」と自分に言い聞かせ、継続することを大切にしました。
すぐに結果が出ることはありませんでしたが、少しずつ問題が解けるようになり、自分の成長を実感できるようになりました。そして迎えた入試本番では、「ここまでやってきた」という気持ちを支えに、落ち着いて問題に取り組むことができました。
合格発表の日、自分の受験番号を見つけた瞬間、これまでの努力やつらかった日々が一気によみがえり、気づけば涙があふれていました。あのときのうれしさは今でも忘れることができません。
しかし、合格はゴールではありません。ここから新しい目標に向かって努力を続けていくことが大切です。受験を通して学んだ「あきらめずに努力すること」や「油断せずに継続すること」は、これからの学校生活や将来にも必ず生かされると思います。
この経験から私が伝えたいのは、どんなに良い結果が出ても油断せず、最後まで努力を続けてほしいということです。そして、もし結果が思うようにいかなくても、そこからどのように行動するかで未来は変わります。自分を信じて、最後まであきらめずに頑張ってください。
O高校 Y.M.センパイ




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