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焦らないことが大切


 私は,中学3年生になっても,受験生という自覚を長い間持てず,何も考えずにただ毎日を過ごしていました。

 私の成績はお世辞にも良いとは言えず,内申点は良くても,テストで思うような点数がとれないことが続きました。自分では全力で勉強できていると思っていたのに,なかなかテストの点数が伸びず,焦って友達や先生にいろいろな勉強法を聞き,それを試すということの繰り返しでした。ここで,受験生のみなさんに伝えたいことがあります。決して焦ってはいけないということです。ほかの人はもっと勉強しているのになぜ自分にはできないのだろう,なぜテストの点数が伸びないのだろうという悩みが自分を苦しめ,焦ってしまうこともあると思います。でも,焦らなくて大丈夫です。まずは自分のことを認めてあげてください。一日数分しか勉強できなかったとしても,その数分を積み上げれば長い時間勉強できたことになります。その時間は自分の財産になります。なかなか点数が伸びないと悩んでいる人は,長い目で見てみてください。すぐに結果につながらないとやる気が失せたり,不安になったりするかもしれませんが,最後にできるようになっていたら完璧です。だから大丈夫です。

 受験は終わるまでがとても長いです。勉強をしすぎても体調が悪くなったり,逆にしなさすぎても入試本番が怖くなったりしてしまいます。だから,オンオフの切り替えが非常に大切だと思います。最後まで諦めないで,信じられることだけを信じてこれからも頑張ってください。ポジティブな気持ちでたくさん自信をつけ,入試当日にその自信を全部出し切って笑ってやろう,そんな気持ちでいれば大丈夫です。ほかの人のことは気にせず,自分のことを考えて,受験を楽しんでほしいと思います。応援しています。

A高校 1年 K.Mセンパイ


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