僕は第一志望の高校に無事合格することができたので,自分がやってきてプラスになったと思うことをみなさんに伝えたいと思います。
まず,学校の定期テストで確実に点数を取れるようにしました。僕は,外部のスポーツクラブに入っていたので,平日は練習で帰りが遅く,土日もほぼ試合で,勉強する時間がありませんでした。そこで,定期テスト3週間前から,問題集の問題をひたすら繰り返し解きました。そのおかげで,内申点をしっかり取ることができました。
次に,各教科の対策として,国語は,作文の配点が大きいので,なるべく満足できるものが書けると安心感が増します。僕は作文が苦手でうまく書けなかったのですが,学校や塾の先生に何度も添削してもらい,書き方の決まりを覚えて慣れていきました。入試の1教科目の国語で作文がうまく書けずに焦ってしまい,2教科目もその気持ちを引きずってしまった人がいたという話を塾の先生に聞いていたので,作文の対策は必要だと思います。
数学は,証明問題が最後まで解けなくても,部分点はもらえるということを聞いていたので,同じパターンの問題が出たら必ず点数を取れるように問題を繰り返し解きました。問題集は,同時に何冊も取り組まずに,1冊を完璧に解けるようにしてから次の問題集に取り組むようにしていました。
社会と理科は,定期テストに向けてしっかり勉強していると基礎が定着してくるため,問題集を解いて,確実に仕上げるようにしました。
併願の私立高校の入試が終わってから,公立高校の入試の過去問に取り組み始めました。過去5年分の過去問と,類似の問題集を3回解きました。4回解いた教科もありました。初めは,同じ問題を解いても答えがわかっているので,何の意味があるのかと思いましたが,何回も解いていると問題のパターンがわかってきました。そのおかげで,大阪府の公立高校入試のC問題の数学も,基礎の部分はほぼ完璧に解けて,応用問題に手こずっても焦りが少なくすみました。
僕は,10月に受けた五ツ木の模擬テストでは志望校の判定がB 判定だったのに,受験者がいちばん多い11月の模擬テストでD判定になってしまい落ち込みましたが,何が何でも絶対に志望校に合格してやるという強い思いで頑張りました。クラブと勉強の両立はとてもしんどかったですが,3年間の努力が報われた日は最高でした。だから,みなさんも,もし途中の判定結果が悪くても,最後まで諦めずに頑張ってほしいと思います。応援しています。
K高校 1年 I.Yセンパイ
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