私は,ずっとあこがれていた高校に無事入学することができました。第一志望の高校に合格するために,中学3年生の間たくさん努力しました。しかし,努力するなかで,つらくなったことや不安になったこともたくさんありました。みなさんも,高校入試に対して不安なことがあるかもしれません。みなさんが私のアドバイスを読んで,少しでも安心できたり,受験に対して勇気を持って踏み出せたりすれば光栄です。
私は,中学3年生になってから,学校の定期テストで良い成績を残すために勉強方法を自分なりに研究しました。その結果,いつも定期テストで,学年で5位以内に入ることができました。だから,10月に受けた五ツ木の模擬テストもある程度できるだろうと思っていました。しかし,模擬テストは私が思った以上に難しく,問題量が多かったので,私の頭は真っ白になってしまいました。結果は,第一志望の高校はE判定で,併願の私立の高校までE判定でした。私はすごくショックを受け,このままでは志望校に合格できないと不安になり,悔しくてすごく泣きました。そこから気持ちを切り替え,「まだ時間はある。絶対にあきらめない」と思い,模擬テストの結果を見て,間違えた問題の解き直しや,苦手な単元の復習を徹底的に行いました。五ツ木の模擬テストを受けたことで,どの問題を優先的に解くかを決めておくことや,頭が真っ白になったらいったん深呼吸をして落ち着くことなど,自分がどのように問題に取り組めば良いかということを知ることができました。模擬テストは,自分の実力を試すだけではなく,本番の入試をどう乗り切るかを学ぶ場所なのだと感じました。
また,私はこの1年間受験勉強をしていくうえで行っていたことがあります。1つ目は,勉強することにやる気が出なくても,塾の自習室や図書館へ行って勉強するということです。自習室や図書館へ行くと,必ず誰かが勉強していたので,私はいつもそこで「また頑張ろう」と思うことができ,勉強を頑張ることができました。2つ目は,自分の好きな教科から勉強を始めるということです。そうすることで,やる気が出ないときも,勉強が始めやすくなりました。私は英語が好きなので,長文問題を解くことから勉強を始めていました。
私はこうして地道に努力をし,結果,模擬テストでE判定だった私立高校と第一志望の高校に推薦入試で合格することができました。みなさんはこれから入試に向けて努力をしていても,実力がついていないように感じたり,ライバルと差がついているように感じたりして不安になることもあるかもしれません。実際に私もすごく不安になったことがたくさんありました。でも,絶対に努力することをやめずに,あきらめないで目標に向かって進んでください。自分を信じてください。必ず入試で結果はついてきます。頑張ってください。応援しています!
A高校 1年 M.Yセンパイ
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